秩父霊場の開祖であり、また今宮坊の開基でもある役小角大神(役行者)の御聖徳を偲ぶお祭り。毎年、役行者の縁日である6月7日に最も近い土曜日または日曜日に、役尊神祠(行者堂)正面にて斎行される。
明治政府の修験道禁止令以降中断していたが、御神示により平成7年以降再び斎行されるようになった。
祭主による祝詞奏上のあと、「特別護摩供」が執りおこなわれ、読経の中で参列者全員による玉串奉奠がおこなわれる。神道神事にこのような神仏習合の形式はいまでは珍しく、貴重な祭祀のひとつである。